『サラダ記念日』: "「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日"
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それにしても日本人はいつからサラダを食べるようになったのだろう?
ここが参考になる:
サラダ - Wikipedia : "現在のような、単品の料理としてのサラダの歴史は、太平洋戦争以後、GHQの宿舎として接収された帝国ホテルで、1949年(昭和24年)12月24日のクリスマスイブパーティーにシーザーサラダが提供されたのが始まりである。当時、回虫、ギョウチュウなど寄生虫が蔓延してしていた日本に対し、GHQは化学肥料、堆肥の使用を徹底。その後も、厚生省から1955年(昭和30年)に清浄野菜の普及について指導されたことなどにより衛生面が改善され、安心して生で食べられるようになった結果、サラダも普及していった。"
確かに、昔の野菜には回虫の卵はいっぱい付いていた。小学校では定期的に「まくり」なるものを全員が飲まされた。給食室の大釜でマクリを煎じるので、その日は学校中に異様な臭いが漂った。でも効果はてきめんだった。しかしすぐまた汚れた野菜を食べるのでイタチごっこ。
回虫が自分の都合でニッポン人の胴を長くしたとの学説を読んだことがある(なんでも回虫にとっての住処である腸が長いほど居住環境がよくなるので、寄生している個体の胴体を長くするホルモンを分泌するらしい。現に回虫が撲滅された途端ニッポンの若者の足が長くなった)。
「美しいニッポンの伝統」とか「自然に優しい無農薬自然食品」とかいうが、実際経験した体験から言えるが、あの時代はそんなに「美しく」はなかった。二度と戻りたいとは思わない。
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